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2009/07/31 10:56ABARTH、復活の意義 -Part2-
前回のブログでは、ABARTH復活までの道程をお話いたしました。
今回は、ABARTHのニューモデルが、本当にABARTHの名にふさわしいものなのか、を検証しましょう。
まずは、『ABARTH 500』をご紹介します。
このクルマは、ベースとなっているフィアット500の完成度がポイント。
軋まないボディ、重厚感ある建付け。粘るリアサス。
そう、見えないところにお金が掛かっているんです。
フィアットで最小のモデルなのに、グランデプントより値段が高いくらいですから。
500の最上級モデル「1.4 16V」が、100HPです。
これ、けっこう速いんですよ。充分ホットハッチです。
そこにターボを付け、135HPまでブーストアップしたのが、ABARTH 500。
『ノーマル3割増し』ですからね。なかなかないですよ、この思い切りの良さ。
ABARTH 500がすごいのは、ここからです。
その3割増しのパワーを、本当にロスなく路面に叩き付けることができる足回り。
これは運転してみるとすぐに実感できます。
意外と「暴れ馬(暴れサソリ?)」ではなく、意のままに走ってくれるのです。
おそらく、「乗りやすい」とすら感じる方もいらっしゃるでしょう。
この走りの秘密はいくつかあります。
まず、リアサスの完成度の高さ。
ノーマルのフィアット500 1.4 16Vは、低速でリアがやや跳ねる傾向があります。
高速走行ではちょうどいいのですが、常用域ではちょっとピョコピョコするのです。
日本の道路で「ちょっと飛ばす」というと70~80km/hくらいですよね?
その速度域であまり美味しくない、というのがホンネです。
ところがABARTH 500は、ほぼ全域でリアの接地感が安定しています。
実は、ノーマル500と比較して、リアのバネレートを約15パーセント下げているのです。
さらにトーションバー内にスタビライザーを追加し、ロール対策もなされています。
その結果、アンチロールはバッチリ、乗り心地も問題なしのリアサスに仕上がったのです。
これぞABARTHマジック!
では、続いてフロントを見てみましょう。
フロントはバネレートを約20%上げ、スタビライザーやショックアブソーバーのロッド径を太くし、これまた文句のない仕上がりです。
公になっている情報では、これだけであの「3割増」を路面にロスなく叩きつけることを可能にしているのです。
いや、そんなはずはない。それだけで済んでいるとは思えません。
実は、ABARTH 500の乗りやすさの秘密は『ステアリング』にあるのです。
切った分だけ曲がる? いや、切った以上に曲がるステアリング。
パワステのアシスト量が極端に少ない(=イマドキ珍しいくらい重い)のに、いざ飛ばしてみると、コーナーリングでピタっとインに付くことができます。
太くて握り応えのあるステアリングをクイッ!と切り込んでいくと、ABARTH 500は何事もなかったかのようにロールもせず、ドライバーの意図したラインかその少し内側をトレースして行きます。
そのまま立ち上がりでアクセルペダルを踏んでいくと、野太いエグゾーストと、心地よいエンジン音が脳を刺激するのです。
そのサウンドは、あの131アバルトラリー→ラリー037→デルタ、そして最後はクーペフィアットにも載っていた、70年代の傑作直列4気筒、通称『ランプレディユニット』を想起させます。
独特の「ゴロゴロ」とした音とフィーリングが懐かしさすら覚えます。
やっぱりエンジンはイタリア車に限りますね。本気出すと、スゴイです。
『ああ、ABARTHを買ってよかった。。。』
そう思える瞬間が、コーナーの出口で待っているのです。この感動は、オーナー様しか味わえません。
というわけで、ABARTH 500はちょっと乗っただけでも、もう充分にABARTHの名に恥じぬ出来栄えだと分かります。
ABARTH東京のスタッフも、毎回乗るたびに新しい発見があり、驚きの日々を送っております。
でもこれ、まだABARTH 500の魅力の、たった1/10くらいですけれどね。
次はABARTH グランデプントの出来栄えをお伝えいたします。
それはもう、驚愕の世界ですよ・・・。
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ABARTH 東日本エリア担当ディーラー
アバルト東京
〒145-0063 東京都大田区南千束1-3-8
TEL : 03-5754-3728 FAX : 03-5754-3723
営業時間 : 10:00~19:30
東急池上線「長原駅」徒歩3分
東急大井町線「北千束駅」徒歩10分
環七「南千束」交差点より中原街道入る「長原」交差点
(アルファ ロメオ田園調布サービス併設)
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